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ブレインストーミングとは?そのやり方は?効率的に進めるコツは?

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このページで扱うのは、「ブレインストーミング」です。

ブレインストーミングとは何で、何ができて、どうすればいいか?を扱います。
ブレインストーミングを効率的に進める ちょっとしたコツがあります。

開発設計者には、これまでになかった新しい発想・アイデアを求められるというような、”創造性”という能力が重視されます。

また、起きている問題事象を的確に把握し、問題を解決する方法を発想し、解決することも求められます。

とは言っても、一人で発想することに限界を感じる時があります。

そういったとき、「ブレインストーミング」という手法で、周囲にいる人たちの思考を借り、創造性と発想(アイデア)を得ることができます。

みなさんも行き詰った感があるときは これを活用してみてください。思考の視野が広がって”即解決”なんてこともありますよ。
 

ペンサミン
ペンサミン

自分から「ブレインストーミングをやります!」と言い出すのは、自分の能力のなさを露呈する感じがして、少し恥ずかしいときもありますが、効果は十分得られると思います。

ブレインストーミングとは?

ブレインストーミングとは何でしょうか?

集団でアイデアを出し合うことを指しています。

集団で出すアイデアが刺激となり、その場で創造的な発想を生むことを目的としています。
集団発想法と言われることもあります。

だいたい10名以下、5~6人ぐらいが最適と言われています。

(一人でアイデア出しを行うのもブレインストーミングと言う人もいるようですが、
  少し趣旨から外れている感じがします。)

POINT

ブレインストーミングとは…

 ・集団(5~6人ぐらい)でアイデア出しをすること。
 

ブレインストーミングはなぜ必要か?

一人で いままでにないことや新しいことを生み出そうと思考しているとき、
 アイデアが広がらないな~ というときはありませんか?

そういったとき、ブレインストーミングを行なうと、他の人のちょっとした言葉や発言などが発火点になって、 新しいアイデアが生まれたりします。

この「ひらめき」のきっかけを作るのが「ブレインストーミング」の目的です。

設計開発者にとって思考の視野が広がることは、とても助かることです。

これをやるかやらないかで、時間の節約になったり、意欲が回復したり、意見の共有ができてホッとしたり不安が減ったり、「ひらめき」があったりしたら もう喜びいっぱい..と、意外な効果もあったりします。

なので、やったほうがいいです。

POINT

ブレインストーミングが必要なのは…

 ・アイデアの「ひらめき」のきっかけを作れるから。

 ・思考の視野が広がるから。
 

ブレインストーミングのやり方は? 効率的にすすめるコツは?

1.まず、人を集めます。自分の部署の人、そして背景(部署など)の異なる人にも入ってもらうと良いです。

2.議論したい内容(こんなことを考えているけど、他に何かいい案ないかな~?など)を、参加者全員に伝えます。

効率的にすすめるには、みんなが集まる前に、上記の1. 2.を何日か前に知らせておくと、驚くようなアイデアが出てきたりします。(この件について、過去に研究した人がいるみたいです。)

3.参加している人全員に 付箋やメモ帳とペンを渡し、浮かんだアイデアを書き出してもらいます。

  可能な限り、多くのアイデアを 書き出していきます。

  あとで分類するので、付箋がおすすめです。

4.時間制限を設け、タイムアタックで脳を追い込んで、アイデアを出していきます。

POINT

ブレインストーミングを効率的に進めるには…

・みんなが集まる前に、前もって「お題」や資料を配布して、見てもらっておく。

・時間制限を設けてアイデア出しをする。

・ブレインストーミングの終わりに、個人的に案を受け付けると言って終了する。(意外とアイデアが集まりますよ。)
 

マインドマップとどう違う?

ブレインストーミングは、複数人でアイデア出し、マインドマップはだいたい一人でアイデア出しという違いだと考えています。

ブレインストーミングは、個々のアイデアの関連性を考えずに、思いつくままにアイデアを挙げていくところがマインドマップと違っていると思います。

マインドマップはアイデアの連想ですが、ブレインストーミングは、出てきたアイデアを あとで整理して関連付けするところも、マインドマップと異なっています。

整理の手法として、マインドマップのように描くという場合もあります。

POINT

マインドマップとの違いは…

・アイデア同士の関連性を気にせず、アイデアを思いつくままに出していくところが違う。

ブレインストーミングをやってどうだったか?

同じ部署にいる人たちでブレインストーミングをやると、偏ったアイデアになりそうですが、 意外にそうでもなく、いろいろな視点でアイデアがでてきます。

誰かが述べた意見に対して、忘れかけていた条件を他の人が思い出してくれて、
 それだったら条件を当てはめて 今の意見をこうしたらいいんじゃないか? とか、

過去の経験で同じようなことがあって、そのときはこうした..なんていう事例も出てきたり、と、

結構、たのしい場になります。 答えなしで終わることもありますが..。

ある開発案件で、ブレインストーミングを行ったときがありました。参加者の中に研究所に所属する ある分野の博士のかたが一言、「この中でエネルギー変換を行ってみるのはどうか」と言われました。

そのときは、そうかなあ..程度でしか受け止められなかったのですが、その一言がずっと頭に残りました。

この一言が、後々すごい突破口になりました。(第七感のページに詳述。もうすぐ結果が出ます)

それで、開発設計者のみなさん、自分のアイデアが行き詰まりかけたときは、是非、ブレインストーミングをやって 周りの人の思考を借りてみてください。「ひらめき」が待っているに違いありません。
 

ペンサミン
ペンサミン

他の人を巻き込むのはちょっと..と思うかもしれません。
 そんなときは、気の合う仲間や同僚と立ち話程度から始めてみるのもいいと思います。案外、親身になって考えてくれますよ。(会議室を使わなくてもブレストできます..。)

あと、忙しそうな人を巻き込んだほうが、回答も早いし、経験値が高かったりします。

他の人の意見は、自分の思い込みをなくす上でとても大切と思ってます。

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