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技術職の転職ー毎日実践でスキルアップと転職が簡単になる方法を伝授

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みなさんは、転職について考えたことがありますか?
たぶん、少しは あると思います。だからこのページを訪れてくださったんだと思います。

今、転職について考えている技術職の開発設計者の皆さんのために、私が何回か技術職として転職をした前後の時期に経験したことから、何かヒントになるものを提供できたらと思っています。悩み解消の助けになれたら幸いです。

私論が強い内容になっていると思いますが、自分や会社にどんな兆候や事象があるときに実際の行動に移したほうがいいかとか、職を選ぶ際に何に気を付けたらいいか、エージェント選びはどうしたらいいかなど、指標になるものについてお伝えできたらと思います。非常に文字数の多い記事になっていますが、最後までお付き合いいただき、お役に立てていただければと思います。

わたしがお世話になった転職エージェントも記載しています。
 いまや超有名の老舗で、実績に裏打ちされた対応をしてくださいますよ。
  躊躇せず登録してみてくださいね。 (このページの中ほどに記載してます。コチラです。

転職エージェント界では、開発設計者は「技術職」という部類に属するそうです。それで、このページでは、「開発設計者」に「技術職」という言葉を添えています。

(実は私も、現在進行形で今後どうするかを考え中です。それはなぜか?という理由も参考になるかもしれないので、いずれ時期を置いて 伝えられたらと思っています。)

ペンサミン
ペンサミン

私も開発設計の技術職として何回か転職しました。
 そのときの経験をみなさんにお伝えしたいと思います。
  何かヒントになればいいな..と思っています。

転職を考え始めたのはいつか?すぐ実行に移したか?何を心がけたか?

私は新卒で入社し、入社25日目に、いつの日か転職する‼と心に決めました。

そう考えたのは、会社が人材募集の時に言っていたことと、入社後の現実が違うことがはっきりしたからです。この時、会社は、従業員に対して裏切りになろうが都合さえ良ければ態度を平気で変えるということを思い知りました。若い時は正義感が強いので、会社がそんなことをするのであれば、技術を吸収して会社が最も困るときに転職したらどうだろう…などと、あまり良くない考え方をしていました。

そんなことを考えることもありましたが、結局のところ、当時は技術職として先端技術の開発設計をさせてもらえるのが嬉しかったのと、かなりどっぷりハマっていたこともあり、いつかやめる..と言う考えはほとんど忘れてました。

以来、いつの日にか転職すると考えながらも日常の勤務でそれを忘れている..ということを繰り返していました。でも、 技術職の開発設計者としてスキルを高いレベルにすれば、いつの日にか転職する時に役立つはず..という考えは忘れていなかったです。

昔(今から20から25年以上前)、転職エージェントという業界はあまり広く知られていなくて、どちらかというと会社へヘッドハンティングの電話が掛かってきたのをきっかけに転職していく人がいた..と記憶しています。私にも電話が数回あったのですが、次に電話があったら「応募します」と言おうかな…と思ったことを覚えています。でもその時は開発設計(技術職の仕事)が楽しかったので、転職に踏み切ることはしませんでした。

皆さんに伝えたい教訓:

・会社は都合が悪ければ一度表明したことを簡単に変更したりするので、義理や仁義や誠実を会社に求めないようにしておいたほうが、自分の感情をかき乱されずに済みます。

・上記のような状況の時、若い方々ほど正義感が強くて、感情を抑えるのが難しいと思いますが、今の職種の技術職の仕事を続けたいと思っているのであれば、一旦は現状を受け入れて、技術力を身につけることに注力したほうがいいです。なぜなら、転職では経験値が特に重要視されるからです。転職したあとの会社では、「できるやつ」と勘違いされることが多いという理由もあります。それで、感情に任せて即転職してしまうのは、技術職として身につけるスキルが中途半端なままになってしまうので、かなりもったいないと思います。新卒入社の方であれば、1つか2つのプロジェクトに参画して何らかの理由で完成に至らなかったけど終わりまで遂行したという経験や実績であれば、転職のステップを進んで行きやすい思います。

・あまりに何度も、会社が言っていることと行っていることが違うなど、会社のご都合主義が目について耐えられそうにないのであれば、自分のスキルUPは気にせずに次の会社を見つけるために転職を考え始めるステップへ移ったほうがいいです。物質が圧力に耐えられる限界以上の状況が続くと 必ず壊れてしまうのと同じように、人も壊れます。自分の身は自分で守りましょう。

まずは転職エージェントに会員登録して他社がどんな感じなのか公開求人を見てみることもできると思います。他社の状況を見ることで、今の自分の会社と違う世界があることを知って少し気が楽になるかもしれません。しかし、それは気分だけが変わって現実の状況は変わらないです。気が楽になるのもあまり長続きしないと思います。転職エージェントと面談して非公開求人を見せてもらったり、希望とマッチしそうな会社を紹介してもらったりと、転職のステップをどんどん進んでいったほうがいいと思います。(技術職の仕事は非公開がほとんどです。なぜなら、その企業が何をしようとしているかバレるからです。)

・転職についておぼろげに考えることがあるとしても、今している技術職の仕事が楽しいのであれば、その仕事の技術力UPに注力したほうがいいです。なぜなら、技術力UPは、自分が将来に技術職として転職する時に最大の利得(あなたの価値を増幅させるもの)となるからです。

POINT

転職をすぐ実行に移すべきか?
 ・新卒で入社して間もないのであれば、技術力アップに注力したほうが良い。
    なぜなら、技術職の転職では経験値が特に重要視されるから。
 ・若いときは正義感が強いので、性急に行動しないよう自分にブレーキをかける。

何を心がけたか?
 ・自分が技術力を身につければ、将来技術職として転職時に「自分の価値を増幅させてくれる」と思考する。
 ・転職したら「できるやつ」と錯覚されるので、それに耐えられる技術力を身につける。
 ・技術職としてプロジェクトをやり遂げた実績を積む。結果が失敗でもよい。
 ・それでも会社の状況に耐えられないなら、転職エージェントに登録して面談する。

どんな理由で 転職することを考えたか?

一言で言うと、会社の業績不振が続いたことと、それに対して会社が長年放置し対処しなかったことです。(もしかしたら、意図的なのかもしれません)

倒れる兆候があちこちに現れてきながら対処の決め手がないまま かなりの年数が経過し、どうするにも手がなくなりつつあったこと、大企業のブランド名がありながら、中小企業のそれも個人経営の会社が行なうような開発設計案件を行なうようになっていたこと、自社のブランド名のエンブレムを付ける製品の開発設計はおろか製造すらも行わなくなっていて、将来の危うさが増していること、従業員に向けて半期ごとの売り上げ推移の毎期の報告は赤字で、推移は右肩下がりのまま好転することがなかったこと、その後何年かするうちに、年始か年末か期初か期末の挨拶に「協力会社への支払い時期を少しだけ猶予してもらった」という言葉が含められ、資金繰りが完全にマイナスになっていることが鮮明になったこと、派遣社員の割合が80%以上に達していて、会社は事業を将来につなげる人材確保や育成を完全にやめ、会社存続の意志すら感じられないなど、挙げるときりがなく末期に近いのではないか?と感じる状態でした。あとは、上層部は会社の事業の今後や人員補強など経営の根幹に関わる問題を長い年月に渡って先送りばかりしていたということもありました。

こういった総合的な理由を踏まえ、これらの事象は技術職の同僚たちも知っていることなので雑談することは避け、私は、早めに会社に見切りを付けることにしました。会社の繁忙感の強さで周りが見えなくなっているとか理由はわかりませんでしたが、ほとんどの人は「なんで転職するの?」と言う感じでした。今となっては、その時の自分の判断はとても良かったと思っています。

今は、その会社から転職して少なくとも10年は経過したと思います。もう存続していません。末期は大変だったと漏れ聞こえてきます。みなさんも、私が経験したような事象が複合して起きていて、対処の動きがほとんどないようでしたら、次の職を考えておいたほうがいいです。

会社は存続できるかどうかの極限に達したとき、少しの期間は従業員を守ってくれても、その後何年も養ってくれることは全くないです。自分で自分の身を守るために備えておくことが重要です。どんな備えができるか以下で述べます。(エージェントに登録はしておいたほうがいいです。)

POINT

どんな理由で転職を考えたか?

 ・会社の業績不振と対処状況から、先がないと考えた。
 ・資金がないことがわかった。これは確実に終わると考えた。結果、そうなった。

<教訓>
 ・会社の状況に目をつぶらず、不倒神話を信じず、現状を冷静に自分で判断する。
 ・会社状況に不安を覚えたら、躊躇せず転職エージェントに登録し、早めに面談しておく。

技術職として 転職できる人の傾向は?転職に関連して何が重要か?

私の経験から言うと、技術職であったとしても、求人側から期待されている職務経験値があれば、転職・採用に至るのは求人会社の裁量次第という感じです。

10年以上前のことですが、エージェントを通して、ある有名メーカーの技術職の求人で書類審査に応募したとき、「職務履歴はとても素晴らしくて申し分ないんですが、望んでいる層がありまして..」と丁重にお断りがきたことがあります。その時は、まだ世代表現NGの時代でなかったので、そういうお断りでした。最近は募集の表現からそれを外すようになっています。企業は将来がかかっていますから、会社内部で人選をしているのは納得できることです。私としては、そのメーカーから技術職としての「職務履歴は素晴らしい」と言っていただけただけで大満足でした。

技術職として転職のしやすさ傾向は、やはり、若いほど審査や面接に通りやすく採用されやすいと思います。私も会社の採用面接の面接官をするときがあるのですが、会社の将来のことを考えて選ぶことと、職務経歴が別の業界から来た人であっても、若ければ過去の経験や職務経歴にしがみつかず すぐ順応できることを考えると、若い方が有利です。

あとは、伏せられていますが、企業側では人材の人物像や経歴を明確にして求人をエージェントに提示していることがほとんどです。この場合は、そのターゲットに当てはまれば採用の可能性が非常に高くなります。

例えば、40歳前後の募集は管理職候補の募集が多いと思います。そのターゲットはプロジェクトを牽引するリーダークラスの人たちが当てはまります。少しでもリーダーとしての経験があれば、かなり有利で、会社側が求める人物像にマッチしやすいと思います。

技術職として何歳を過ぎたら転職が簡単でなくなるか?と聞かれると、最近はあまりそのラインはない感じです。が、例えば、定年退職が近くて転職する場合は、仕事の内容は二極に分かれると思います。会社の経営層として転職できる もしくは、世間一般と同じ(30代の給与と言われている) のどちらかだと思います。部長や取締役経験者だと、転職は有利と思います。転職先の候補はあっても行く気がしないと言う人もいる反面、今私が在籍している企業で、私も面識のある取締役だった人が定年退職した後、どこかの企業に取締役として迎えられた..と聞いたこともあります。こういう実情を見ると、職務経歴を持ち合わせていれば、転職できる可能性が高いと思います。

まあ、でも、技術職として経験があれば、定年後にどこかの会社に雇ってもらえている人が多いです。先日も、同じフロアで定年退職した人が、別会社の作業着を着て以前と同じような内容の仕事で来社してましたし..。

POINT

転職できる人の傾向は?
 ・若いほど転職が容易だが、職務遂行能力が伴っていれば大丈夫。

転職で最重要とされるのは何か?
 ・技術力と経験が必要。
 ・経験値と経験を生かした判断力を求められる。

 

技術職として別職種へ転職と、異業種(別業界)へ転職とで、有利さが異なるか?

「職種」とは、仕事の内容を表しています。このサイトに来ておられる方々は、技術職の方々が多いと思います。他の職種の例としては、仕事の内容の違いによる分類では「営業職」や「総務職」、頭で考えるか体を使うかの違いで「技術職」と「技能職」という分類もあります。

「業種」とは、会社の事業の内容のことを表しています。IT、自動車、建設、医療…と、色々あります。業界と言ったほうがよくわかる感じですね。

職種を変える転職は一般的に非常に不利と言われています。
どんなに前職で仕事をした期間が長くても、初心者扱いになるからです。いわゆる、未経験者です。社内で技術職の開発設計者だった人が営業や総務・人事に異動になった場合と同じ感じです。転職の場合は、特にシビアな扱いをされます。書類選考すら通らないと思います。私も、総務系の国家資格の勉強をしたことがあり、ハローワークで経験が積めそうな会社を探したり、相談したりしましたが、前職が技術職で求人側からすれば別の職種なので「経験なし」の扱いで、箸にも棒にも掛かりませんでした。あと、特許事務所へ応募したのですが、面接に行って言われたのが「前職の技術職として経験を活かせるところのほうがいいよ」と言われ、それが断り(不採用)の言葉でした。

業種を変える転職は、有利になることがあります。
理由は、前職の経験を別の業界で活かせるからです。今、技術職としてIT業界で働いているのであれば、まだ、ITが十分浸透していない業界へ技術職として転職すれば、スペシャリストとして扱ってもらえる可能性もあります。私もIT系→医療系→素材系→〇〇系と転職しました。業界は異なりますが、職種(機械設計)は技術職で同じです。転職を重ねるたびに年齢も加わっていったこともあり、スペシャリストの扱いになっていきました。

それで、結論は、別の職種への転職は非常に不利(新卒扱い)であり、異業種(違う業界)への転職は有利です。

ただし、技術職として常にスキルアップ・経験値アップを怠らないようにすることは重要です。
 

POINT

技術職として別職種へ転職は..
 ・未経験者として扱われ、非常に不利。給与も新卒レベルになる。

技術職として異業種(別の業界)へ転職は..
 ・自身の技術が未浸透の業界であれば、スペシャリスト扱いの可能性がある。
   非常に有利。

 

技術職として 会社を選ぶとき、どんなことが指標になるか?

会社の標語(ISOを取得している会社であれば、品質目標)をみると、その会社が過去3年ぐらいの間に問題になったことが表現されているはずです。ぼやかされた表現の背後にどんな出来事があったかについて洞察すれば、おぼろげながらに会社の今の状況が見えるかもしれません。例えば「風土」という言葉があったら、もしかしたらこれは社内の人間関係の何かかも..と考えると言った具合です。ありがちなのは「品質不良撲滅」ですが、それを言っている会社の業態が重要です。品質管理が主業務の会社がこの目標を採用していたらどう思いますか?何か会社自体に問題があるのでは?と思う..と言った具合です。(品質管理の品質不良って何?ですよね。)

あとは、上位者(経営層や管理職)の様子や言動をよく観察することです。会社のカラーは上位者の性質を反映することが多いです。面接のときに、同僚に対する言葉遣いやどんな接し方をしているかを観察すれば、ある程度会社の内部状況を察することができます。面接で対面した人たちは、自分がその会社に転職したら自分の上司や仕事を一緒に進める同僚になるはずですので、よく観察することをオススメします。技術職はチームで仕事を進めることが多いですので、とても重要です。

求人に応募する人は採用してもらうことを目指すあまり、周りが見えなくなってしまうことが多いです。自分の側も会社を選ぶ立場にあるということを忘れないようにしましょう。あえて上から目線で臨む感じのほうが、その会社を客観的に見ることができると思います。私が技術職として応募して面接に行った世界的に有名な会社の中には、やたら監視カメラの多い会社がありました。電子機器をすべて守衛(門のところの警備室)に預ける必要もありました。訪問客だけでなく、たぶん、従業員に対する対策が主目的で、人を信じていない証拠だと思います。それだけでなく、総務人事の担当者の言動や求人した部署の人たちの様子などが信じられない感じでした。冷静に客観的に見ることができてよかったと思っています。技術職として培った現状把握能力と分析能力を働かせましょう。

というわけで、応募した会社で接する人全員と、目にするすべての物や事象を、よく観察することをオススメします。自分にとって「これは?」と思うことがいくつもあるなら、どんなに世界的な規模で知名度が高い会社・ブランド企業であっても避けたほうがいいです。「お祈り」の連絡が来ても落胆の必要はないと思います。

面接で、上位者独裁のような会社か社員合議的な会社かなどもわかると思います。私が遭遇した例ですと、面接に参加している人が多くても話すのは一人だけで、質問に答えるのも同じ人という会社や、同じ質問に複数の人が答えてくれて何だか応募者が社員のように感じる会社などがありました。どちらがいいかは、人それぞれと思います。

会社の経営層で、開発設計(技術職)出身の役員と品質保証出身の役員とでは、革新派と保守派ぐらいの差が出ます。品質保証出身者が上にいると、理論と利益の見通しがつかないと開発スタートOKが出ないことが多く、理論すらはっきりしない新規の開発設計でそれを求めるので、開発設計の技術職の人は苦難を強いられることが長期にわたって続くことになります。「石橋を叩いて渡らない」感じで、同業他社に後れをとることが多く、会社の雰囲気は沈んだ感じです。開発設計出身の役員であれば、理論に対する結果は何もわからないことを承知済なので、「やってみろ、そしたら先が開ける」というスタンスで、開発設計の技術職としてとてもやりやすいです。会社の雰囲気も明るいと思います。それで、自分がどちらを望んでいるか、肌があっているか、をよく考えてから面接に臨み、会社を十分に観察することをオススメします。

POINT

会社を選ぶとき、どんなことが指標になるか?
 ・会社の標語や品質目標が指標になる。内容から、過去の社内問題を洞察する。
 ・経営層や管理職の様子と言動を観察する。
 ・自分の側も会社を選ぶ立場にある ということを意識する。
   あえて上から目線で、その会社を客観的に見る。
 ・自分には会社のどんなスタンスの開発設計の進め方が合っているか考えておく。
   そして、面接に行ったとき、会社の開発設計へのスタンスをよく観察する。
   技術職の人が人事制度上でどんな扱いになっているか確認する。
    (現場作業員と同じ待遇だったりする)
  (面接最後の「質問はありませんか?」で、 開発設計へのスタンスを質問してみるのも手。)

技術職として 転職エージェントをどう選んだか?

今はたくさんの転職エージェントがあり、選ぶのが大変だと思います。私が選んだ時の場合は、機械系の開発設計の技術職なので、知名度のあるエージェントであれば広い業界から求人が集まっていると考えたのと、面談に行ける場所にあるエージェントという条件で選びました。今は、インターネットを使った面談があるので、場所は条件にならないと思います。

それから、技術職の求人が多いエージェントかどうかも確認が必要です。コンサル・商業・金融系が得意で工業系・医療系をほとんど扱っていない..という場合もありますので、自分の職の分野が扱われているか確認したほうがいいと思います。

テレビのCMで見るエージェントは、CMを出せるくらい資金があり、企業から多くの求人を保有して転職の成果実績を出してきた証拠を示していると思います。企業側の人事担当もCMを見ていますから、おのずと企業側の登録も多くなっていると思います。

ただ、有名な転職エージェントですと、成功報酬も高いようですので、資金の少ない企業は登録を遠慮している場合があるようです。ですので、自分の目指す業界・職種の企業規模の差が大きく開いているようでしたら、複数の転職エージェントに登録したほうが良いことになります。

実際に各社エージェントの求人情報を見てみると、理由はともかく、全てのエージェントに登録している企業はほとんどなかった(系列会社には記載がある)と記憶しています。というわけで、わたしも複数のエージェントに登録しました。みなさんにも複数登録をオススメします。

POINT

技術職として転職エージェントをどう選んだか?
 ・知名度のあるエージェントであれば広い業界から求人が集まっている。
 ・自分の職の分野を扱っているエージェントか確認して選ぶ。(技術職に主眼)
 ・テレビCMで見るエージェントは、実績・企業登録が共に多いので有利と思う。
 ・自分の職の業界・職種の企業規模に差があるなら、複数のエージェントに登録する。

転職エージェントに会員登録するとどんなことがあるか?

有名な転職エージェントほど、有名企業が非公開で求人を入れている場合が多いと感じました。会員登録すると、会員登録していない時に見ることができなかった求人ページが見えるようになります。それでも、さらに非公開にしている求人があるようです。エージェントと面談した人に対して、エージェントから公開する求人です。

例えば、公開すると殺到しそうな超有名企業の求人や、エージェント側で公開を調整していて「すぐに転職したい人」に優先的に公開する求人などです。エージェント側で範囲を限定して公開し、それでも応募がなかったら会員登録した人に公開し、それでも応募がなかったら、非公開求人が公開求人として掲載されるようです。

ということからすると、もうお分かりと思いますが、非公開のうちに応募があり公開に至らなかった求人があるということです。それで、転職エージェントに会員登録し面談をしておけば、他人に取られる前に自分がゲットできる可能性が高くなる..ということです。というわけで、会員登録したら面談まで済ませましょう。

私の経験ですが、まだ求人ページが完成していない企業から、職務経歴書を見て面接の日時を設定しましたのでお返事をお願いします という連絡が突然きたことが何回かありました。中には、「職務経歴書を見て面接日時を設定し、交通機関の予約をいたしました。予約の日時と時刻はこれこれで、交通機関は..」と連絡が来て、戸惑ったこともあります。

というわけで、転職エージェントに登録すれば、非公開求人を見ることができるようになり、エージェントと面談すれば、さらに非公開の求人を閲覧できるようになりますので、半年~1年以内に確実に転職を実行したいと考える人は、最低でもエージェントと面談までは済ませておいたほうがいいです。

POINT

技術職として転職エージェントに会員登録するとどんなことがあるか?
 ・会員登録していない時に見ることができなかった非公開求人ページが見えるようになる。
 ・登録しても非公開求人があり、面談するとエージェントから公開してもらえる。
  (非公開の段階で応募があり公開に至らなかった求人がある..ということ。)

  というわけで、会員登録して面談まで済ませ、 非公開求人をゲットしましょう。

どんな会社であれば、技術職の開発設計者の仕事がやり易いか?

開発資金が豊富なことが第一と思います。そして、開発設計に歴史があり、社内規格や社内規準がしっかり確立されていると、非常に仕事がしやすいです。 社内規格や社内規準は開発設計にとってよりどころになるので、あると非常に助かります。(どれを選んだらわからない時に目安になりますし、不具合があったときに、規格を理由に逃げられる..などです。)

それから、技術職の同僚や先輩たち(仲間)が多いことも重要です。大変な時に助けてもらえたり、アドバイスがもらえたりと、開発設計を進めるうえで仲間がいると心強いです。「遠くに行きたければ大勢で行け」と言われている理由を実感できると思います。開発設計は未開の地を行くわけですからね。

と言うわけで、開発設計で技術職の仕事にどっぷり漬かって、それ以外はやりたくないと思うのであれば、これらの複数の条件を満たす会社を選んだほうがいいと思います。会社の規模が小さくなると、縦割り組織でないことが多いので、資金を工面することや、資金の範囲内という制限、開発のための調査をするために営業部を兼務..とか、技術職の開発設計者は会社全体で少数..となると、付帯業務ばかりをこなすことで毎日が過ぎて、開発設計ができないことが多くなると思います。

開発設計を本気でやっている会社かどうかを見極める技があります。特許の出願件数を調べるという方法です。知名度があっても特許が少ない場合は、自社に技術力がないことが多いです。 技術職の開発設計者が仕事をする環境も整っていない可能性があり、技術職の人は苦労すると思います。転職時の会社調査の裏技的手法ですが、募集の表面上は隠されていても、技術の見える成果は真実を語るので有効な手法と思います。

POINT

どんな会社であれば、 技術職の開発設計者の仕事がやり易いか?
 ・開発資金が豊富なことが第一。開発設計に歴史がある。社内規格・規準が確立されている。
 ・開発設計の技術職の同僚や先輩たち(仲間)が多い。
 ・開発設計を本気でやっている会社。

会社の開発設計への本気度を見極めるには?
 ・特許の出願件数を調べる。 最近は出願件数が少なくなっていないか?

職務経歴書は 技術職の転職の場合 どう書けばいいか?

経験してきたことをありのままに書くのが一番良いと思います。なぜなら、求人企業は募集している人物像や能力・技術にピッタリ合う人を望む傾向が非常に強いからで、職務経歴書の中から採用したい人物が似た経験をしているかを知ろうとします。なぜその傾向が強くなるのかと言うと、転職エージェントに求人を出すのも、最も一番に求職者の書類を見て選別するのも社内の人事担当者の人です。「こんな人を望む」というと、言われた人物像をそのまま探そうとするのです。社内の技術職の人が求職者の選別に最初から関われないので、少しぐらいの技術職のスキルの「幅」を広めに見てくれるかも..という期待はほとんど通用しないです。また、 経験してきたことをありのま書くのが良い理由として、採用される技術職の人にとって、経験したことがある仕事内容のほうが十分能力を発揮することができるので、採用後にこんなんじゃなかった..なんてことを防ぐことができるからです。ぼんやりとしていてどのようにも取れる表現を職務経歴書に書くのは避けたほうが良いです。思い違いが起きて、お互いに不幸が起きてしまいます。

技術職として開発設計経験者の私が技術職の人を選ぶ側になった場合、どんな人を選ぶかと考えると、細かな技術の経験よりも、「どんな問題に遭遇して、その問題をどうやって解決したか?」という問いに答えられる経験がある人を選びたいです。開発設計の種類は五万とあり、同じ経験をした人を探すほうがおかしなことです。解決手法や解決のマインドというのは、多くの種類があるわけではないので、その人自身を知るには持って来いと思います。ですので、結果として失敗になったとしても、トライしたわけですから、それでいいと思います。そのことを職務履歴書のアピール欄に書くことをオススメします。

それから、技術職としてプロジェクトを仕切って牽引した経験があれば、記載したほうがいいです。従動的な人か主導的な人かを見分けるのが目的ですが、もし、自分は従動的な感じがこれまで多かったな~と経歴書を書いていて思ったら、今から主導するスタイルに変えようと思いますと書いたり、実際に主導的になるよう自分を仕向ければ良いと思います。

企業によって、融和を第一している場合や20代から30代前半の募集の場合、リーダー職や管理職の募集でもない限り、プロジェクトを仕切った経験は あまり重要視されない要素になるときがあります。でも、書いておいて損はないと思います。というのは、募集している企業が将来的にリーダーや管理職として登用を視野に入れているかもしれないからです。

POINT

職務経歴書はどう書けばいいか?
 ・経験してきたことを ありのままに書く。
   (ぼんやりとしていてどのようにも取れる表現は避ける。)

 ・「どんな問題に遭遇して、その問題をどうやって解決したか?」を書くと良い。
   ( 技術職の開発設計者に最も求められる、問題解決能力をアピールできる。)

 ・プロジェクトを仕切って牽引した経験があれば書く。
   (従動的な人か主導的な人かを見分け、
     将来のリーダー・管理職・経営層への登用も考慮しやすくなる。)

転職を実行するまでに準備しておくことは何か?

転職を実行しようとすると、何が弊害になると思いますか?

上司や会社が、辞めることを引き止めるのはパワーハラスメントになりますので、会社が辞めることに関して圧力を掛けてくることはほとんどないと思います。そのことは障害にならないと思います。案外あっさりとあっけなく辞めることができます。

技術職の人が辞めるときに最も弊害になるのは、引き継ぎです。なぜなら、開発設計の内容は過去の案件も現在進行中の案件も全て、属人性が非常に高く、 技術職の開発設計者しか知らないことばかりだからです。

ですから、日頃の開発設計の記録を細かく残し、資料も共有化しておくことが重要です。チームでプロジェクトを進行しているのであれば、自分と一緒にやっている技術職の人と情報共有をさりげなく密にして習慣化しておく手があります。すべての資料を共有サーバに保存し、自分のPCには個人の勤怠や人事情報ぐらいしか保存していない状態にしておくと良いと思います。

私も、技術職として開発設計のある案件を一人でやっている時は転職できる状況でなかったですが、会社が二人体制を敷き始めたときに、うまく情報共有して転職を実現した経験があります。

ですので、自分の開発設計業務の情報のほとんど全てを、他人と共有できるように日頃から心掛けることが、属人生の高い技術職の転職成功の道筋と思います。

これを実現するのに活用できるのが、「課題管理表」です。説明ページはコチラ
自分が実行した全ての開発設計の情報がその表に集約できます。経緯も明確に記載できて残せるので、引継ぎした技術職の開発設計者の人が過去をたどるのも容易です。引き継いだ人は とても助かると思いますので、是非試してください。オススメします。

POINT

転職を実行するまでに準備しておくことは何か?
 ・転職で最も弊害になるのは、開発設計内容の引き継ぎ。
   このため、自分がいなくなることを念頭において日頃から毎日準備していく。

 ・日頃の開発設計の記録を細かく残し、資料も共有化しておく

 ・「課題管理表」を使用して、 自分が実行した全ての開発設計の情報を集約する。

技術職として 転職の後、どう思ったか?

もっと若いうちに転職すれば良かった。それに尽きます。

でも、若いうちに転職していたら、今のような技術力は身についていない..です。

何とも言いようのない矛盾した感想です。

ということで、技術職の開発設計者のおススメな転職の思考は、「思い立ったその時が転職の旬」ということだと思います。

技術職は属人生が高いので、転職を思いついても すぐ実行は難しいので、日頃から毎日準備しておきましょう。

転職が完了するまで、思考したりタイミングを図ったりと 実行すべきことがたくさんありますが、技術職のみなさんが楽しく開発設計ができる環境を提供してくれる企業を見つけ出すことを願っています。

ペンサミン
ペンサミン

転職は思い立った時が旬と思います。
 時や状況を先延ばしすると、いつまでも夢のままになると思います。
  どうぞ、転職エージェントに登録・面談し、
   新たな一歩を踏み出してください。
 技術職は転職するための準備も日頃から実施してくださいね..。

転職エージェントの紹介

技術職として お世話にお世話になった 転職エージェント

技術職として お世話になった転職エージェントを紹介します。

今は、たくさんの転職エージェントがありますが、私が紹介するエージェントは堅実と思います。
私の知る限り、どのエージェントも少なくとも10年以上は事業をされています。

 いまや超有名の老舗で、実績に裏打ちされた対応をしてくださいますよ。
  登録に躊躇は不要です。ぜひ登録してみてくださいね。

バナーかリンクをクリックするとエージェントの登録ページへ移ります。


大企業も 街中にある小規模企業(ベンチャー企業含む)も求人を扱っておられました。
私もベンチャーへ転職した際にお世話になりました。ありがとうございました。

 


 

ほとんどの業種の企業が求人で利用している、言わずと知れた超老舗・超有名エージェントです。
私も、長い期間に渡ってお世話になりました。とても紳士的な対応をしていただきました。
会員登録して長期間(3~5年)経ち、登録したままあまりメンテしてなかった職務経歴書を見たと企業からスカウトがあり、とても良い条件で転職することができました。

私としては、会員登録だけでもおすすめしたいエージェントです。



私は、年齢が高くなってから お世話になったので、ハイエンドに近い求人の紹介をしていただきました。(管理職とかの役職が多かったです..。)希望もしっかり聞いてくださり、誠実にご対応いただるエージェントです。対応は抜群と思います。
テレビ等のCMで見かけることがあまりなく、知る人ぞ知るエージェントでありながら、業界上位3位以内に入る実績とのことです。たぶん、寄り添って力になってくれる感が良いのかもしれません。
是非、登録してくださいね。オススメします。私としては最も推したいエージェントです。
(転職を考え始めた最初からこのエージェントに依頼していれば、今とは違う世界にいたかもしれない..と思ったりしています。ちょっと後悔です..。)



●もし、このページで紹介しているエージェント以外にご興味がありましたら、
  このサイトの別のページのスポンサーリンクに、
   ご希望のエージェントの広告が 表示されるかもしれませんので、
    そちらをご利用いただけたらと思います。

  (このページには、googleの自動広告を設置していないためです。)

 

外資系への転職エージェント


バナーかリンクをクリックするとエージェントの登録ページへ移ります。


外資系へ転職した経験はないのですが、餅は餅屋のことわざの通り、専門のエージェントが良いと思います。

特化型の転職エージェント


バナーかリンクをクリックするとエージェントの登録ページへ移ります。


20代という特定の人たちに特化しているエージェントです。
転職の必要があるかどうか?の相談から始まって、隠れた強みを見い出してくれたり、希望と強みにマッチした紹介でミスマッチがないように..と、悩める20代に寄り添います と言っておられるエージェントです。

新卒で入社後に「なんか違う..」「あまり考えず企業を選んでしまった..」などなど、よくあります。私もそうでした。私も20代のときに このサービスがあったら、悩みを聞いてもらえるだけでも良かったのになぁ..と思います。 やっぱり、「餅は餅屋」と思います。


webクリエイターという特定の人たちに特化しているエージェントです。web職・ゲーム業界に特化してます。Web・ゲーム業界出身のアドバイザーが担当してくれるようで、業界を知っているエージェントなので安心感がありますね。

「クリエイター」ってどんな職種?聞き慣れないな…クリエイトだから創造する仕事のことだろうだから機械系開発の私も含まれる?と思ったら、web開発とかゲーム開発に従事している人たちのことでした。(webデザイン、webディレクター、ゲーム企画、開発者..。)


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私もIT業界のハード開発設計をしていた関係で、業界の内部事情はよく知っています。プロジェクトで公開できないくらい先端技術の開発をしているところは守秘体制が非常に厳しいです。社内で開発部に所属している私が、同じ開発部のPRG開発者の画面が見える位置に立って静止していると怒られるくらいです。(のぞき見していると思われてしまった。)ですから、転職市場への公開もほとんど非公開求人と思います。「これは」という求人を知るにはエージェントに登録しないと知ることができません。みんなが知ってる大企業・有名企業の求人も当然非公開ですので、登録しないと前に進まないことになりますね。

退職代行サービス

過去から続く会社の風土で、過酷な人間関係の中で頑張っておられる方々も多くおられると思います。

私もある企業で仕事をしている時に経験したのですが、いつも怒りと恫喝しかしない経営者がいて、同僚はその人の前では毅然と振舞うのですが、私の前でその人の話題になると怯えていました。彼は、いつも「辞めたい辞めたい」と言っていたのですが、たぶん彼は今管理職で 辞めるためにはその経営者に話す必要があり、そのことは言い出せない状況と思います。(私はその経営者の「羊のような狼」の性質を試用期間に見抜いたので、即辞めました。)

私としては今勤めておられる会社を円満退社することを願うところですが、このような耐えられなくて 言い出せない状況であるなら、自分を守る行動に出るべきと思います。躊躇なく「退職代行サービス」の利用をおすすめします。
 
 

「退職代行ガーディアン」は、弁護士が監修しておられる退職代行サービスです。法律で守られた労働組合が運営しておられるとのことです。安心して退職することが可能と思います。

低価格で退職時の条件交渉もしてくれます。労働組合+弁護士で運営しているので、違法性の心配がなく安心して条件交渉を依頼できます。

条件交渉ができるのは「弁護士だけ」という法律があります。でも、一般的に弁護士を必要とするとなると高額になります。そこのところを低価格で実現しているのが「退職代行ガーディアン」です。数ある退職代行サービスを調べたのですが、サービス内容とクチコミから考えて、ここが一番と思います。

最近は、会社側も違法退職代行サービス会社の対策を進めているようです (参考までに会社側の対策はこちらに書かれています。)ので、合法的に条件交渉ができる「労働組合+弁護士」がサービス提供しているところを選ぶ必要があると思います。

「退職代行ガーディアン」は 「労働組合+弁護士」で運営されていますので安心と思います。サイトへ行くには、上のバナーかリンクもしくはこちら


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